呪符について

呪符の御札効果

呪符という言葉は耳慣れないかもしれませんが、護符と同じようなものです。

将来の災いを避けたり、
今起こっている災厄を取り除いて幸福を招いたりするための、
願望を叶えてくれる物のことを呪符と言います。


霊符、神符などと呼ばれることもあり、
力を持つ人がその呪力を御札に込めることによって、
願望を叶えるためのエネルギーを持ち、呪符となります。


ちなみに呪符は、日本の場合、大きく3つに分かれます。


まず一つ目は、修験道系の呪符です。

これは、古来の神道に中国の道教とインドの密教の呪法を絡め、
民間信仰を加えて完成したもの。

修験道と言えば山伏の姿が浮かぶ人もいるかもしれませんが、
修験道系の呪符は、まさにこの山伏達が使うものです。


2つ目は仏教系の呪符。これはその名の通り、
仏教の一派である密教から編み出されたものです。

呪符に描かれるのは仏教でもお馴染みの真言や梵字であることが多いようです。

3つ目は神道系の呪符です。

大きな神社で御札が売られているのを見たことがある人も多いと思いますが、
これらの御札は全て神道系の呪符です。

描かれているのは神様の名前と象徴となる印であることが多いようですが、
中には、神代文字という日本古来の文字が描かれているものもあります。


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